◇もし痛めたかな?っと思ったら◇
痛めてしまった度合いにもよりますが、なかなかご自身では判断つかないと思いますので、出来るだけ早く専門家に診せるようにしてください。
そして専門家に診せるまでの間の処置として、痛めた部分のストレッチをお休みすることと、その部分へのアイシングを行ってください。
注)冷やすべきか?温めるべきか?
痛めた部分を冷やすべきか?温めるべきか?悩むところです。
その部分が炎症を起こしていない場合は冷温どちらでもOKですが、炎症を起こしていた場合、温めるとその炎症は広がりさらにひどくなってしまいます。温めると気持ちがいいので良くなったように感じますが実は大変危険です。悩んだらまずは冷やすことをお勧めします。
※アイシング
アイシングを痛みのある部位に施すことにより、以下のような効果が期待されます。
アイシング後の血流の増加
炎症を抑える
疲労物質の生産を抑える
痛みの軽減
「コリや痛みは温めたほうがいい」なんていわれたことありませんか?
実は温めるとその部分の神経が鈍くなって、痛みが和らぎ治った感じがするだけで、痛みの原因は全く解消されていないのです。さらに温度が上昇することでその部分だけでなく、周りの組織までもが熱破壊により悪化してしまう恐れがあります。
この余分な熱を安全に、簡単に除去して身体を正常に戻すことを目的として、アイシング(生理的局所冷却法)を行ってください。
* 冷却方法 *
ビニール袋または氷嚢に氷と少量の水を入れて数回振り、1、2分程なじむのを待ってから、直接患部に当てます。1回の目安を20分前後と考えてください。最初の数分は痛く感じますが、徐々に感覚がなくなっていきます。終了後数十分して感覚が戻ったら再び行ってください。またアイシングする部分以外はできるだけ温かい服装で行うようにしてください。
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